伏見区民史跡・名所めぐりが開催されます

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伏見区民史跡・名所めぐり

伏見区には、
魅力的なスポットがたくさんあります
そんなスポットを訪れて写真に収めてみませんか
期間中に伏見区内の史跡や名所、
イベントなど指定のスポットに出かけ、
撮影した写真をインスタグラムに投稿してください!
会期後、投稿者の方に抽選で
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ぜひご参加ください!

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#伏見めぐり

伏見めぐりの詳細は下記URLもご参照ください。

京都市伏見区役所:伏見区民史跡・名所めぐりを開催します (kyoto.lg.jp)

概要

抽選対象の投稿

指定のスポット(下記参照)を訪れ、会期中に写真を撮影し、ハッシュタグ「#伏見めぐり」を記載してインスタグラムに投稿してください!
会期後、投稿者の中から抽選で伏見区内の商店街で使える商品券をプレゼントします☆
※景品は選べません。
※ストーリーズでの投稿は抽選対象外となります。

1実施期間

令和6年2月15日(木曜)~3月3日(日曜)

※期間外の投稿は、景品の抽選対象外となります。

2対象

インスタグラムの公開アカウントをお持ちの方

Instagram URL:Instagram

3抽選対象と注意事項

・施設には入場料が必要な場合があります。

・施設の開場日や開場時間を予めご確認ください。

・1人何点でも参加可能です。

・1カ所だけの投稿も可能です。

・投稿者本人が撮影した写真に限ります。

・写真の著作権は、撮影者に帰属します。

・第三者の権利侵害等については、伏見区文化協議会・伏見区役所は一切責任を負いません。

・被写体に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得る等、肖像権の侵害等が生じないよう投稿者本人の責任において御確認ください。また、迷惑行為や危険行為となる撮影はおやめください。

・撮影機材は、スマートフォンや一眼カメラなど自由です。

・当選連絡までに、投稿を削除した場合は対象外となります。

4景品

伏見大手筋商店街商品券

納屋町商店街商品券など 3,000円分 10名

※当選者の方には、 Instagram のダイレクトメッセージにて、当選の御連絡をします。

メッセージ送信後1週間以内に、御返信いただけない場合は、当選を無効とさせていただく場合があります 。

紹介スポット

順不同(五十音順)
1会津藩駐屯地跡の石碑33竹田火の見やぐら
2魚市場遺跡 魚魂碑34田中神社 馬の神様
3延座参座 (えんざさんざ)35谷口清兵衛金物店跡
4大石天狗堂36電気鉄道事業発祥の地碑
5おせき餅37鳥羽伏見戦跡碑
6カワライ薬局38鳥羽伏見戦の弾痕跡
7観月橋の親柱39羽束師坐高御産日神社 久我畷・羽束師川記念碑
8寒天発祥の碑40羽束師坐高御産日神社 本殿
9黄桜カッパカントリー41東山酒造有限会社 酒蔵外観
10京極屋42平戸樋門
11京橋43伏見銀座跡
12京・伏見大手筋カラクリ時計44伏見駿河屋本店
13京都伏見珈琲 権十郎café45伏見長州藩邸跡の石碑
14金札宮 クロガネモチの木46伏見奉行所跡
15キンシ正宗 売店前正面47伏見桃山城 模擬天守
16吟醸酒房 油長48伏見夢百衆
17草津みなと残念石49松田桃香園
18玄忠寺 伏見義民小林勘次碑50三栖閘門
19戀塚寺(こいづかでら)袈裟御前戀塚51水ノ雅 KYOTO FUSHIMI
20久我大臣の墓52明壽院 伏見庚申堂 くくり猿
21御香宮神社表門53向島中央公園
22御大典記念埋立事業竣工碑54澱川橋梁
23ササキパン本店55淀城跡
24薩摩島津伏見屋敷跡の石碑56與杼神社 銀杏と拝殿
25橦木町(しゅもくちょう)廓之碑57淀水路の河津桜
26城南宮 神苑 源氏物語 花の庭58淀の水車モニュメント
27勝念寺 かましきさん59龍馬とお龍、愛の旅路像
28勝念寺 天明義民柴屋伊兵衛墓所の碑60竜馬通り商店街 竜馬アート
29新地湯61京都伏見太閤バル2024
30角倉了以水利紀功碑62伏見酒フェス
31太閤堤址駒札63伏見区民文化フェスティバル
32大黒寺 金運清水

スポットマップ

紹介スポット詳細

1.会津藩駐屯地跡の石碑

・京都市伏見区大坂町(東本願寺伏見別院前)
慶応3年(1867年)の大政奉還以降、会津藩は当地の東本願寺伏見別院(伏見御堂)を拠点とした。
特に慶応3年暮から4年の年始にかけて、駐屯する兵力を増強し、御香宮の新政府軍との軍事的緊張が頂点に達し、鳥羽・伏見の戦いの伏見口の戦いへと発展した。

2.魚市場遺跡 魚魂碑

・京都市伏見区横大路草津町(羽束師橋東詰南)

江戸幕府が設置を命じた公設の魚市場跡。この地は、草津湊という古くからの水運・陸運の中継地で、桃山時代から江戸時代には魚市場があり、魚市場遺構の石碑が立てられている。

3.延座参座 (えんざさんざ)

・京都市伏見区竹田桶ノ井町

道切り。丈六会が管理している。

勧請縄(かんじょうなわ)は、村境(地域・地区の域内・外のさかい)に、呪物を付した注連縄を張る習慣である。
名は廃社になった山王権現大宮社の座組織からといわれる。

4.大石天狗堂

・京都市伏見区両替町2丁目350―1

寛政12年(1800年)創業のかるたの老舗。小倉百人一首に代表されるかるたをはじめ、囲碁・将棋などを通じて、
日本の伝統美・日本の心・京の雅と遊びを現代に伝えている。

5.おせき餅

・京都市伏見区中島御所ノ内町16
永禄年間に創業した、創業400年以上にもなる老舗。
鳥羽街道にあった店舗は昭和7年(1932年)京阪国道の開通により、伏見区国道1号線沿いに移転。
激動の時代を経て、営業を続けている。

6.カワライ薬局

・京都市伏見区新町4丁目

明治25年創業。主に各種漢方薬、薬草、安心実績のある健康食品を取り扱っており、特に漢方専門メーカーのものを多く揃えている。

その中でも100年以上の歴史がある、大峯山の陀羅尼助丸、京都亀田の小児六神丸、阪本のまむし軟膏、奥田家下呂膏などが好評である。

7.観月橋の親柱

・京都市伏見区表町578 京都市建設局伏見土木事務所

江戸時代、豊後橋と呼ばれた観月橋は、明治6年(1873年)、鉄橋にかけ替えられる。京都市伏見土木事務所敷地内で保存されている親柱はこの時のもの。なお、昭和11年(1936年)に明治の鉄橋から現在の橋にかけ替えられた。

8.寒天発祥の碑

・京都市伏見区御駕篭町97
寒天は17世紀後半に伏見で製法が考案されたと言われている。
考案されたきっかけは参勤交代で伏見に滞在した薩摩藩主に給仕したところてんを寒ざらしにしたこととされている。
江戸中期には御駕籠町に寒天仲間が組織された。
また、寒天を用いた練羊羹は大正時代まで伏見の名物として、その名を轟かせていた。

9.黄桜カッパカントリー

・京都市伏見区塩屋町228
酒造メーカー黄桜がオープンした地ビールと日本酒のテーマパーク。
レストランと黄桜記念館が併設されている。

10.京極屋

・京都市伏見区東大手町769
約100年以上にわたり地元の方々に愛されてきた「京極屋」。
伏見はもとより、日本各地の「日本酒」と「京つけもの」が自慢の品である。
レトロな看板が目を曳く店構えである。

11.京橋

・京都市伏見区京橋町

かつて大坂との間で淀川を往来した三十石船などが頻繁に接岸し、昼夜の別なく、西国と京都や江戸に向かう旅人で溢れた東海道五十七次54番目の宿場の中心。橋の北側には寺田屋など数十軒の船宿も立ち並んでいた。

12.京・伏見大手筋カラクリ時計

・京都市伏見区銀座町362
「おやかまっさん」と呼ばれる、からくり時計は、毎時00分に音楽とともに扉が開き、
 安土桃山時代の千利休が出てお茶を頂き、その後、幕末の坂本龍馬やお酒を造る杜氏など伏見ゆかりキャラクターが勢揃いする。
商店街だけでなく伏見の名所となっている。

13.京都伏見珈琲 権十郎café

・京都市伏見区横大路草津町25−1 

国の有形文化財である築150年の「藤田権十郎邸」をリノベーションした店内は、歴史を感じることができる趣のある空間である。

土間や広々とした座敷、光と影のバランスが絶妙の中庭など、現代の建物にはない風情が漂っている。

14.金札宮 クロガネモチの木

・京都市伏見区鷹匠町8
京都伏見の当社・金札宮は、伏見で最も古い神社のひとつ。
観阿弥の謡曲「金札」や正月の寶惠駕籠、2月の節分祭、5月の神輿渡御などでも知られる。
神木のクロガネモチは京都市指定天然記念物。

15.キンシ正宗 売店前正面

・京都市伏見区紙子屋町554ー1
天明元年中京で創業。明治13年さらに名水を求めて伏見に進出。
平成7年に紙子屋町の本社に工場を集約化するため「新常磐蔵」を建て、横大路の第二みどり蔵跡地は地域活性化を図っている。

16.吟醸酒房 油長

・京都市伏見区東大手町780

伏見の全蔵元18社のお酒を吟醸酒・大吟醸酒を中心に常時80種類以上、季節限定酒などを合わせると100種類以上取り揃えている。
酒蔵を模した店構えが魅力的である。

17.草津みなと残念石

・京都市伏見区横大路草津町

二条城になれなかった残念な石。

寛文2年(1662年)に発生した寛文京都地震で破損した二条城の修築のため、
水路で運ばれた石材が、草津湊で陸揚げされる前に桂川に落下したもの。
2015年に桂川から引き揚げられ、「残念石」として河川敷に置かれている。

18.玄忠寺 伏見義民小林勘次碑

・京都市伏見区下板橋町575
玄忠寺にある伏見義民の碑は、江戸時代初期の元和年間(1615~24)、
淀川を通行する船の料金値上げにより、困窮した伏見町民を、
幕府へのに直訴により救った薪炭商小林勘次を顕彰するものである。

19.戀塚寺(こいづかでら) 袈裟御前戀塚

・伏見区下鳥羽城ノ越町132

袈裟御前の首を供養したと伝える塚(現在は五輪塔)が恋塚。
袈裟御前と恋塚の物語は御伽草子や浄瑠璃に盛り込まれ広がり、鳥羽の恋塚として知られるようになった。

20.久我大臣の墓

・京都市伏見区久我本町4−164

久我は公家の村上源氏の嫡流である久我(源)氏の荘園であった。源顕房(藤原道長の外孫)の時代は「久我水閣」という別荘が営まれるなど、久我とと久我氏のつながりは深い。明治以降、久我侯爵家により墓地が整備された。

21.御香宮神社表門

・京都市伏見区御香宮門前町

国の重要文化財に指定され、水戸徳川家初代・徳川頼房が伏見城より移築寄進したと伝わる。

三間一戸、切妻造りの単層門である。掲題には名水「御香水」とある。

※人通りが多いのでご注意

22.御大典記念埋立事業竣工碑

・京都市伏見区東柳町(蓬莱橋南詰)
蓬莱橋南詰にある碑は、昭和天皇即位の記念事業として、水運の役割を終えた宇治川派流の半分を埋め立てた事業の竣工に合わせて建てられた。
当時京都府伏見市であったことから、竣工碑には伏見市長中野種一郎の名前が刻まれ、伏見市の名を見ることができる数少ない史跡である。

23.ササキパン本店

・京都市伏見区納屋町117

大正10年に「金龍堂」の名で創業。京都で4番目に古いといわれる。創業当時あんパンは1個5銭で売られ、今も昔ながらの味を大切に受け継いでいる。
レトロな外観にファンが多い。

24.薩摩島津伏見屋敷跡の石碑

・京都市伏見区東境町

薩摩藩邸は濠川沿いで、下板橋を渡った正面にあった。
薩摩藩の参勤交代での宿所となったほか、13代将軍家定の正室となる篤姫も滞在した。
また、寺田屋での格闘で深手を負った坂本龍馬もここに匿われ、療養した。

25.橦木町廓之碑

・京都市伏見区撞木町
撞木町(しゅもくちょう)は、伏見夷町の富田信濃守邸址に開かれた花街である。
街の形状が撞木(鐘を打ち鳴らすT字形の棒)に似ていることからその名が生まれたと伝わる。
一時、山科に暮らした大石内蔵助も度々、撞木町を訪れている。

26.城南宮 神苑 源氏物語 花の庭

・伏見区中島鳥羽離宮町7
「源氏物語」に描かれた80種あまりの草木が植栽されている。
「源氏物語花の庭」として親しまれ、季節ごとに美しさが楽しめる、心安らぐ庭園である。
※入場は有料

しだれ梅と椿まつり(城南宮) - 住むまち伏見 (kyoto.lg.jp)

27.勝念寺 かましきさん

・京都市伏見区石屋町521
釜敷地蔵尊は地獄で釜茹の責めに苦しむ亡者に代わり自ら釜の中で苦を受ける身代地蔵尊である。
「かましきさん」として江戸時代より信仰を集めている。
多羅観音はチベット仏教の流れをくむ仏像としては国内最古に属する。また、萩の寺しても知られ9月に見ごろを迎える。

28.勝念寺 天明義民柴屋伊兵衛墓所の碑

・京都市伏見区石屋町521

勝念寺の檀家である柴屋伊兵衛が、天明年間、当時の伏見奉行 小堀政方の悪政により伏見の町が衰退するのを憂いて、他の義民と共に幕府への直訴計画に加わる。政方は罷免されるが、伊兵衛も取り調べ中に病死する。明治以降、伏見の町のために身命を賭して奔走した人たちを義民として顕彰しょうと碑が建てられた。

29.新地湯

・京都市伏見区南新地4−31
明治43年(1910)、京阪電鉄の中書島駅が開業し、湿地や水田であった駅の北側は、徐々に開発が進んだ。
昭和になると、駅前と江戸時代からの花街であった中書島を結ぶ道は夜の賑わいを持つ街となった。
その道沿いにある新地湯の建築は、昭和の時代を彷彿とさせる。

30.角倉了以水利紀功碑

・京都市伏見区三栖半町487

宇治川派流と旧高瀬川の合流点に建つ。
戦国期の京都の豪商・角倉了以と息子の素庵は、京都伏見間の水運として高瀬川を開通させ、大坂と京都の中継港としての伏見の発展に寄与した。
石碑は了以の偉業を讃えるために建てられた。

31.太閤堤址駒札

・京都市伏見区向島善阿弥町2ー3
秀吉が家康の家臣、松平家忠に堤防普請を命じたとされ、築堤の工事は前田利家が行ったと伝わる。
向島城築城と並行して行われたという。

32.大黒寺 金運清水

・京都市伏見区鷹匠町4
江戸時代、薩摩藩邸が付近の東堺町に立地し、薩摩藩の祈祷所となる。
18世紀に木曽川治水に尽力し、自刃した薩摩義士の筆頭平田靭負(ゆきえ)、寺田屋事件で亡くなった薩摩九烈士の墓があることや、西郷隆盛と大久保利通が会談した部屋が残ることからも薩摩藩との深いつながりがわかる。
また、境内から涌き出る、「金運清水」は大黒天に供えられる霊験あらたかな水といわれている。

33.竹田火の見やぐら

・京都市伏見区竹田狩賀町

京都市登録有形文化財。竹田村消防組第二支部の装備品として建設。
山型鋼の鉄骨造、総高12mで、地上を含めて6段の台形平面を徐々に逓減させた構成とし、一辺1.2mの正方形平面の望楼部は宝形造の木造鉄板葺屋根を架ける。
現存例が少ない鉄骨造の火の見櫓で、貴重な存在である。

34.田中神社 馬の神様

・京都市伏見区横大路天王後51
横大路と下鳥羽南部の氏神。治暦年間(1065~1069)の創建。
古くは馬借が軒を連ねたことから「馬の神様」として信仰を集めている。
10月の神幸祭で神輿が出る。また境内には、夜泣き、疳の虫封じの北向虫八幡宮もある。

35.谷口清兵衛金物店跡

・京都市伏見区下板橋町
伏見は、豊臣秀吉の桃山城築城の頃から鍛冶の町として知られた所であり、伏見鋸が特に有名であった。
谷口清兵衛金物店は17代続いている老舗で、今は業態を変え、屋号を残している。
正面西側にある地蔵は秀吉の時代からあるといわれ、当時の面影を残す。

向かいにある谷口清三郎商店が、金物店として暖簾を守っている。

36.電気鉄道事業発祥の地碑

・京都市伏見区下油掛町(竹田街道)
明治28年(1895)、京都電気鉄道により、京都駅と伏見京橋(伏見駿河屋横)間に日本初の電気鉄道が開業。
京橋で大阪との蒸気船に接続し、同年に京都岡崎で開催された第四回内国勧業博覧会への輸送にも貢献した。
大正7年(1918)に京都電気鉄道は京都市電に吸収され、昭和45年(1970)の廃止まで京都・伏見間の旅客輸送に貢献した。

37.鳥羽伏見戦跡碑

・京都市伏見区中島御所ノ内町(鳥羽離宮跡公園内)

慶応 4年(1868)、旧幕府軍と新政府軍は城南宮付近の鳥羽街道で戦端を開き、鳥羽・伏見の戦いが始まった。
新政府軍が優位に戦いを進め、旧幕府軍は鳥羽街道を淀方面に徐々に退却する。
開戦時に新政府軍が布陣した秋の山(鳥羽離宮跡公園内)には戦跡碑がある。

38.鳥羽伏見戦の弾痕跡

・京都市伏見区京町3丁目187

老舗料亭「魚三楼(うおさぶろう)」に残る弾痕は、鳥羽・伏見の戦いの際に、伏見奉行所から繰り出す旧幕府軍と大手筋に布陣する新政府軍が京町通でせめぎ合った際に出来たもの。
また、魚三楼の歴史は古く、明和元年(1764 年)創業、薩摩藩の炊事方も務めていた。

39.羽束師坐高御産日神社 久我畷・羽束師川記念碑

・京都市伏見区羽束師志水町219−1

羽束師川造営の偉業を称える記念碑。低湿地で水はけの悪かった土地に、江戸後期に羽束師川という排水路を構築し、土地改良を行ったと書かれる。

40.羽束師坐高御産日神社 本殿

・伏見区羽束師志水町219−1

御祭神は「むずび」の霊力を持つタカミムスビノ神、カンミムスビノ神。
御鎮座は477年この地は桂川、旧小畑川等河川の合流するところで、農耕、水上交通に恵まれ開けてきた。

羽束師祭(5月)は御創建を祝う伝統ある祭り。

41.東山酒造有限会社 酒蔵外観

・京都市伏見区塩屋町223

もとは左京区新麩屋町で代々酒造業を営み、昭和20年に法人化。
その後昭和42年には伏見区塩屋町に移転した。

昭和47年に一度伏見区奈良屋町に酒蔵を借りて移転したが、昭和59年10月にふたたび伏見区塩屋町にもどり、現在に至っている。

※酒蔵の見学は不可

42.平戸樋門

・京都市伏見区豊後橋町

平戸樋門は大正6年(1917年)の大水害を契機に宇治川が改修された際に建設。
当初は宇治川上流から宇治川派流への流入を調整していたが、宇治川の河床が下がったため、現在では主に琵琶湖疏水の排水に用いられている

43.伏見銀座跡

・京都市伏見区銀座町1丁目
慶長6年(1601)、徳川家康によって、銀貨の同一性を確保するために、
日本初の銀座が伏見に設けられ、江戸時代の貨幣政策の礎となった。
その後、駿府、京都、江戸にも銀座が設けられた。 

44.伏見駿河屋本店

・京都市伏見区下油掛町174
天明元年(1781年)、伏見港の畔で諸国大名の乗船待合場所として総本家駿河屋より分家開業した。
以来、二百数十年にわたり「煉羊羹」をはじめ、京菓子の伝統と味、製法技術を守り続けている。
明治28年に日本初の電気鉄道が走り始めたのは店のすぐ横であった。

45.伏見長州藩邸跡の石碑

・京都市伏見区表町
長州藩邸は江戸時代中期までの古地図や地誌に記載されていないことから、江戸時代後期以降に設けられたと考えられる。
そして、幕末の京都を焼け野原にした禁門の変では、伏見藩邸が拠点となった。
変では長州勢が敗退し、その際の激しい戦闘で藩邸も焼け落ちた。

46.伏見奉行所跡

・京都市伏見区西奉行町(桃陵団地内)
伏見奉行所は江戸幕府の遠国奉行の一つ。伏見の民政や淀川水運などを担当した。
他の奉行が旗本からであるのに対し、伏見奉行は5万石級の大名から選出された。
鳥羽・伏見の戦の際は、新撰組などで構成する旧幕府軍の拠点となった。
明治以降、戦前期は陸軍第16工兵大隊が駐屯し、戦後は連合国軍の接収を経て、桃陵団地となる。

47.伏見桃山城 模擬天守

・京都市伏見区桃山町

昭和 39 年(1964 年)に遊園地(70年にキャッスルランドと命名)を併設して建てられた。

模擬天守の場所は、秀吉、家康が日本を治めた伏見城の⾧束大蔵曲輪跡である。
当時の伏見城の遺構ではないが、現在は明治天皇陵となった伏見城本丸の天守を彷彿とさせる建造物である。

48.伏見夢百衆

・京都市伏見区南浜町247
月桂冠株式会社の本店として、使用されていた大正時代の建造物。
大正8年に完成した。現在の喫茶スペースは、新築当時、畳の間だったものを改造したもので、
和風建築としての違い棚や欄間、あるいは坪庭などが今も残り当時の様子がうかがえる。

49.松田桃香園

・京都市伏見区新町4丁目
寛永七年(1630年)、松田桃香園の初代に当たる茶屋伍兵衛は、宇治茶を生産し、屋号を本家の喜多家よりあやかって“北”の暖簾をあげて、桃香園を開業した。
以来、温故知新の精神で、その時代と共に地元の皆様にご愛顧頂き今日に至る。
店内には、いたるところにお茶の歴史を感じる看板や茶壷、表彰状が飾られている。

50.三栖閘門

・京都市伏見区葭島金井戸町

大正6年(1917)の大洪水をきっかけにした淀川の治水工事により、舟運に影響が出ないように建設された施設。
閘門内でエレベーターのように水位を調整し、水位の異なる宇治川派流(伏見の港)と宇治川(淀川)の両川の舟運を可能にした。伏見港の基幹となる存在。

51.水ノ雅 KYOTO FUSHIMI

・京都市伏見区京町1丁目244
齊藤酒造社長元私邸を引き継いだレストラン。
築150年の歴史の重みと和の温かみも感じられる。
伏見の契約農家から届く野菜は旬の恵みがつまっており、シェフが素材の良さを引き出して創る京フレンチは、繊細で優雅である。

52.明壽院 伏見庚申堂 くくり猿

・京都市伏見区桝屋町614

庚申尊の眷属である三猿をお祀りしている。

見ざる、言わざる、聞かざるで広く知られている。くくり猿は、庚申尊の眷属である猿を現したもの。
古来、魔除けとして軒先に吊られている。伏見庚申堂のくくり猿は、胎内に庚申尊の護符が入っている。

53.向島中央公園

・伏見区向島二ノ丸町151
向島ニュータウン内で向島駅から国道24号沿いの商業施設まで帯状に600m続く向島中央公園。
地下水をくみ上げたせせらぎと70種以上の植物が茂り憩いの場になるとともに、地域の交流の場となっている。

54.澱川橋梁

・京都市伏見区向島西堤町31−6

1928 年に近鉄京都線の前身奈良電によって架けられたトラス橋。
当時、陸軍の宇治川での架橋演習に支障がないよう無橋脚橋梁として建設され、全国の単純トラス橋で最大の級の大きさを誇る。
登録有形文化財(建造物)に指定される。

55.淀城跡

・京都市伏見区淀本町 168 淀城跡公園

淀城は、廃城となった伏見城の資材などを活用し、桂川、旧宇治川、旧木津川が合流する川中島に築城された。
本丸石垣の一部が往時の名残をとどめる貴重な史跡である。
寛永3年(1625)の二条城行幸の際には、徳川家光が2カ月に渡って上方での居館とした。

56.與杼神社 銀杏と拝殿

・京都市伏見区淀本町167

與杼(よど)神社は、淀・納所・水垂・大下津の産土(うぶすな)神として鎮座している。

祭神は、中央に豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
向かって右側に高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
向かって左側に速秋津姫命(ハヤアキツヒメノミコト)の三柱。
対に並ぶ銀杏の木が美しい。

57.淀水路の河津桜

・京都市伏見区淀新町

2月から見頃を迎える桜として、河津桜の人気は高まるなか、関西で随一の名所となっているのが淀水路であり、300本という大規模な桜並木が見られるのは、関西ではここだけとされ、国内外から観光客が集まる。

京都伏見「 淀水路の河津桜」2024~早咲き桜は京都最速のお花見スポット~ - 住むまち伏見 (kyoto.lg.jp)

58.淀の水車モニュメント

・京都市伏見区淀本町

淀の水車は、かつての淀城の象徴であり、城内に水を引くために設けられた。

京都と大阪を結ぶ水路として淀川が活用されていた江戸時代は、淀のランドマークだった。
平成28年に、淀駅前にモニュメントが造られ、現在は待合せスポットになっている。

59.「龍馬とお龍、愛の旅路」像

・京都市伏見区西柳町
慶応2年(1866年)寺田屋宿泊中の坂本龍馬は伏見奉行所配下の捕り手に囲まれる。
この異変を寺田屋のお龍からいち早く、知らされていた龍馬は、深手を追ったものの伏見薩摩藩邸へ逃れることができた。
傷が癒えた龍馬はお龍とともに、静養先の九州に向けて、伏見の浜から旅立った。そんな歴史を感じられる像。

60.竜馬通り商店街 竜馬アート

・伏見区車町

商店街の至る所に描かれた竜馬アート。

竜馬通り商店街は京町家風の外観とレトロな雰囲気で観光客に愛され続ける商店街。
店舗シャッターに描かれた竜馬のイラストは「伏見+アートフェスティバル」という企画で行われたもの。

イベント

61.京都伏見太閤バル2024 *当日ののぼりを写してください

・伏見桃山・中書島界隈

2月23日・24日

伏見の街の食べ歩きイベントです!

伏見区内の62店舗が参加。

港町、城下町、宿場町、酒蔵のまち京都伏見。

歴史と懐かしさの漂う酒のまちを散策しながら、ハシゴ酒をお楽しみください!

下記リンクもご参照下さい。

京都伏見太閤バル~はしご酒イベント~2024年2月23日&24日開催 | とっておきの京都プロジェクト (kyoto.travel)

62.伏見酒フェス *当日の案内板を写してください

・京都市伏見区葭島金井戸町 伏見港公園
3月2日

毎年3月に実施してきた「日本酒まつり」のエリア・事業規模を拡大し、「伏見 酒フェス〜FUSHIMI SAKE FES.〜」として2024年3月2日(土曜)に初開催する。

メイン会場となる伏見港公園では、18の酒蔵が出品する上質なお酒が3種類楽しめる有料試飲(事前予約制・先着順)を行う。
また、地元伏見の人気飲食店が自慢の料理を提供し、ステージでは伏見を中心に活動するダンスグループやジャズバンドなどのパフォーマンスでイベントを盛り上げる。

下記リンクもご参照下さい。

伏見 酒フェス【2024年3月2日開催】~伏見の清酒 蔵出し“日本酒まつり”がパワーアップ~ - 住むまち伏見 (kyoto.lg.jp)

63.伏見区民文化フェスティバル *当日の看板を写してください

・京都市伏見区鷹匠町 伏見区役所4階大会議室

3月3日

日ごろの文化活動の晴れ舞台となるステージイベントです。

小学生からシニアまで、多様な世代による楽器演奏、ダンスなどの多彩で魅力あふれる熱演を体感してください。